伊勢には、毎月一日に普段より早く起きて、神宮へお参りする「朔日（ついたち）参り」というならわしが残っています。
無事に過ごせた一ヶ月を感謝し、また新しい月の無事を願ってお祈りします。
この朔日参りのお客様をお迎えするために厳選された原料をふんだんに使って特別におつくりしたお香が「朔日香」です。
今回、店頭へお越しになれないお客様のご要望にお応えいたしまして、毎月の朔日香を数量限定で提供させていただきます。

朔日香「しめなわ」について
昔、伊勢の地を旅した須佐之男命（スサノオノミコト）は、日が暮れ泊まるところに困っていると、貧しくとも心豊かな蘇門将来（ソミンショウライ）が、須佐之男命を自分の家に泊め、手厚くもてなしました。
須佐之男命は蘇民将来の善行に大変感激し、「後の世に疫病あらば、汝、蘇民将来の子孫と云いて汝、蘇民将来の子孫と云いて、茅の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ。」と言い残し、去っていきました。
以来、蘇民将来は茅和の輪のおかげで疫病が流行ってもその災いから免れ代々栄えました。
そして、いつの頃からか伊勢地方では、しめ縄に魔除けとして「蘇民将来子孫家門」の札を下げるようになったと言われています。
今月はそんな「蘇民」を想いながら、優しく、あたたかい木の香りをおつくりしてみました。雪も顔を覗かせる、本格的な冬の到来です。
お参りの後は、あたたかな香りでゆっくりなさってはいかがでしょうか。 どうぞ良いお年をお迎えください。
 

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※ご注文受付期間：11月29日まで（数量限定のためなくなり次第終了）
※発送：12月1日より
※イメージ写真の香立ては商品には含まれません。